舞台裏のダイコンたち after
東京で演劇活動を行っている大沢ギンペイのブログです。趣味とか演劇とかいろいろと。
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演劇をいろいろと喩えてみる
 高校時代、化学で『律速段階』という言葉を習いました。

 なんだったかな、複数の化学物質を一つの器に入れて、複数段階の反応をさせるんだったでしょうか。
 実例教えて理系の人。

 とても簡単な例を考えてみましょう。
 器に、薬品Aと、触媒B~Dが入っています。
 AはBと反応してEになり、EはCと反応してFになり、FはDと反応して、最終的にGになります。

 図にするとこんな感じ。
 ちゃんと崩れず読めるかな?

A--→E--→F--→G
  ↑    ↑    ↑
  B    C     D

 仮に20グラムのAが、最終的に20グラムのGになるとして。
 そこまでにかかる時間は「A→E」「E→F」「F→G」という反応にかかる時間の和ではありません。
 Eは出来た早々からFになるし、Fも以下同文な訳です。

 つまり、反応が終了するまでの時間は、
「20グラムのAが20グラムのEになる所要時間」
「20グラムのEが20グラムのFになる所要時間」
「20グラムのFが20グラムのGになる所要時間」

 このなかで一番長い時間、ほぼそのものになるのです。
 所要時間を決める反応こそが「律速段階」。
 一番遅い反応が、所要時間を全て決めるのです。
 他の反応がどんなに早く済んでも、一つの遅い反応の前には、無意味となるのです。

 演劇も、そうなる可能性はあります。(あくまで『可能性』ですが。)
 頻繁に台詞のある役者で、台詞を覚えていない役者が本番にいたとしたら。
 その役者一人が、舞台全てを台無しにすることができます。
 一人の役者には、そこまでのパワーがあるのです。

 そう考えると……恐ろしいよね……?
(ギンペイ)
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2009/04/23 (木) 16:19:59 | | #[ 編集]
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