舞台裏のダイコンたち after
東京で演劇活動を行っている大沢ギンペイのブログです。趣味とか演劇とかいろいろと。
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覚悟はいいか? 俺はできて……なかった。
 ルーズベルト!
 まき直すそうです。
 ……because it is a lose belt? かかってる?

 しかし団長、ついに「観る側の目線で見る」恐ろしさに気づいてしまったか。
 そんなもの、気付かなければある意味幸せに公演を終えられたかもしれないのに。

 私は昨年、一昨年と、役者もやりつつ、演出と脚本を担当しました。
 その2カ年はほとんど、「演じる側の目線」で物を考える余裕はありませんでした。

 なにせ私は「物語を紡ぐ者の目線」に精一杯でしたからね。

 ……と言えればかっこいいのですが。

 私が立っていた視点は、「紡ぐ者の目線」なんて、余裕を感じさせるネーミングを持つ場所ではありませんでした。
 とことん「観る側の目線」で作劇を行っていました。
 もっと言うならば、「自分が観て面白いと思えるか?」と常に考えながら、物語を書いたり、周囲に指示を出したりしていました。

 誰にでもあると思います。
 本でも何でも、娯楽作品を見終わって、つまらないと思ったことが。
 そして、こんな経験もあるんじゃないでしょうか。

「面白かったかというと……うん、面白かった面白かった。せっかく何時間もかけて観終わったんだから、きっと面白かったんだよ、それでいいじゃないか。」

 こんな風に、自分に言い聞かせたことって、ありません?

 はたまた、家族(興味の範囲が全然違う)に、冷めた目で

「で、これが面白いの?」

 と言われて、「はて、実はそうでもないかもしれないぞ」と思ってしまった経験とか。

「つまらない」とか
「面白いことにしよう」とか、
 そう思われない作品を作る。

 これが私の目標でした。

 別に、観客に泣いてもらわなくても構わない。(泣いてもらえば嬉しいけど。)
 ただ、時間を使って観たからとか、友人が出演しているからとか、そんな理由で自分を騙すことなく、「うん、面白かったよ」と何気なく言ってもらえる作品。
 自分だったら「うん、なかなか面白かった」と迷わず言えるような作品。
 これが私の目指した水準でした。

 でもそれはそれで、結構高い目標なんですよね……。

 プロのクリエイターが精魂込めて作った作品も、「つまらない」という批評にバッサバッサと切り捨てられる世の中です。
 私だってプロの作品に「つまらない」という評価を下すことはしょっちゅうです。
 そういう「観る者の目線」、もっと言えば「芸術の消費者としての目線」で、自分の作品に向き合うと、どうなるか。

 際限なく、手直しをしたくなります。
 ハネウマバイクに乗って、海を見に行きたくなります。(電車で行ったりします。)
 ……死にたくなります。

 さて、団長。
 本番まで、残りは一週間だ。
 その時間で、君は、君たちは、一体どこまでいくのやら。
(ギンペイ)

 おまけ:
 誰にも語られなかった、公演の詳細がここにある。
 っていうか、誰か語れよ。ここのURLとか。
↓劇団Radish 『TWO』特設サイト↓
http://radishxtwo.blog44.fc2.com/
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コメント
この記事へのコメント
いや、知ってはいましたよ。

でも、僕はギンペイさんに比べると、どちらかというと“演じる側の目線”が強いので。

良くも悪くも自分をぶつけてみて、反応がもらえればそれでいいみたいな。たとえ酷評されたとしても、それはそれって思ってしまうというか。
2008/09/19 (金) 10:45:12 | URL | 団長 #-[ 編集]
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