舞台裏のダイコンたち after
東京で演劇活動を行っている大沢ギンペイのブログです。趣味とか演劇とかいろいろと。
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手の内をあかす(11:本番を知ろう/土曜編)
 前回の微妙にブラックなネタを、いつまでも最新の記事にしておくのは気が引けます。
 かといって、今日は適切なネタも拾えなかった。
 というわけで、困ったときの手の内だより。宙ぶらりんだった連載「手の内」を久しぶりにお送りします。

 金曜日までの流れを覚えている、殊勝な読者の方はいらっしゃいますか? まあ、覚えてなくても別に、気が向いたら見返してくれれば結構です。

 土曜日は、結構盛りだくさん。
 この連載は2006年の『AMMP[aemp]』進行を題材にしていますので、土曜は千秋楽でもありました。
 そして、週末が平日と大きく違う点は、1日に2回の公演を打つこと。プロの役者さんがどうなのか知りませんが、少なくとも我々にとって、これは結構な重労働です。役者は集中力を切らさないように、相当頑張る必要があります。

 1日2公演ということは、昼の公演があるということです。14時開場の回(昼公演:マチネ)と、19時開場の回(夜公演:ソワレ)、といった具合に。
 楽屋入りは開場の2時間前ですから、昼公演に向けて準備するときは、正午には腹ごしらえを済ませて、いわば『準備の準備』を終えておけ、ということになります。一応、楽屋入り以降の作業に、食事は数えられていませんから。

 1回1回の公演進行は、これまでの夕方公演と変わりません。
 14時半開演、演目が90分。お客様を全員送り出すまで、終演から30分程度かかりますから、17時の楽屋入りまで、1時間も休憩時間はありません。

 ……「動かない」時間だったら、準備を終えてから、真っ暗な舞台袖に待機している時間がたっぷりあるんですが、それはそれで、結構気を遣うんですよ。純粋に「休める」のは、楽屋入りの前だけです。

 だからやるべき事は、限られた時間内で全部やります。
 メイクを落とさないと休まらないなら、さっさと落とす! 腹ごしらえをするならする! 飲みたければ飲む! とね。私は今年の空き時間、ロビーで寝てました。なにせ疲れ切っていたものですから。
 休んでいる時間も貴重ですから、スタッフさん(主に制作さん)がご用聞きに回って、お弁当やらお菓子やら買い出しに行ってくれたりもします。1分でも多く休みたいとき、これがかなりありがたいものです。

 そして、17時には楽屋入り。19時開場、19時半開演。
 あとは精一杯、やるだけです。
 終演後は、お客さんに挨拶するとき、涙ぐんでみたりして。

 そしてそして、これで終わらないのが千秋楽の恐ろしいところ。

 片づけが待っているんですね。
 怖いですね怖いですね……。

 終演後、全てのお客様を送り出したら、とりあえずメンバー揃って、簡単な乾杯をします。その後に作業を控えているので、アルコールは本当に少し、気分を味わう程度に。弱い人は諦めてお茶を飲みましょう。
 そして、役者は着替えと、少しだけ休憩。しかし舞台を片づける作業は、その頃既に始まっています。
 多くのお手伝いさんを迎えた状態で、千秋楽の夜は更けていくのでした。
(つづく。:ギンペイ)

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