舞台裏のダイコンたち after
東京で演劇活動を行っている大沢ギンペイのブログです。趣味とか演劇とかいろいろと。
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そして転機はやってきた
 今日の昼寝、3回夢から覚めてもまだ夢の中って、私はどれだけ面倒な性分なんでしょう。特に3度目は、自分の身体を叩いて触って、現実なのを確認したつもりだったんですけどねぇ。

 さて、前回の続き。

 目の前のお兄さんが、もしや本当に占い修行中の人なのではないかと考え始めた私。しかしそこに、決定的な言葉が投げかけられました。

兄「高槻さん(私のこと)、今自分の人生は良くなってる、悪くなってるのどっちだと思いますか?」

 「人生の転機」だ! 「人生の転機」に持ってくるマクラ(前置き)が始まった!
 そして、敵の攻撃はまだ続きます。

湧いて出てきたお姉さん「あ、上川さん(仮名)じゃないですか。」

兄「ああ、下川さん(仮名)、お久しぶりです。」

 偶然を装っての仲間合流キタ━(゚∀゚)━!!!!!
 こうやって2対1の状況を作り出し、自分たちの優位性や説得力を稼ぐのも、「駅前手相学習者」の常套手段です。
 あまりにもお約束過ぎてます。

 笑いをこらえるのが、こんなに大変だとは思わなかったよ。ここまで僕の筋書き通りに動いているとは…

 そして、

兄「ちょっと見て下さいよこの人の手相。」

姉「うわ~、すごい。こんなの初めて見ました。すごいですね。」

 お約束ですね。遂に来ました。
 というかお姉さん、こんな手相初めて見ましたって、よく見たらあなた、前回の人じゃありませんか?

 お兄さん、手帳に波線のグラフを書き始めました。

兄「運勢って、プラスの時とマイナスの時があるんです。それでプラスマイナスゼロの時が、これからの流れを決定づける大切な時なんです。」

姉「高槻さんは今、滅多にないプラスマイナスゼロの所にいるんですよ。」

 それは、人生に何度くらいあるんですか? という無邪気な問いは、あっさりスルーされました。

兄「この時に運を良くしていくことを『開運』、悪くしてしまうことを『閉運』と言います。」

 まさかこんなタイミングで、『開運』のなんたるかを説かれるとは思いませんでしたよ。

兄「どうです高槻さん、『開運』したいと思いますか?」

 運が良い方がいいかという問いにNOと答えるのは、100人中0.5人いればいい方でしょう。良くする手段としてあなた方を選ぶ人は、もっと少ないでしょうけど。
 でも、あまりクールすぎてもいけません。

ギ「はい、是非とも開運したいです! どうすればいいんですか!」

 ここで、お姉さんが電話が来たと離脱。
 多分、黒幕の人に「カモ発見」の報を入れていたのでしょう。
 その間はこんな話をしてました。

兄「高槻さん、これから就職って言ってましたけど、心がけてることってあるんですか? いやぁ優秀そうだなぁ。意志も強そうだし、いいところに就職出来るんじゃないですか?」

 まだ褒めてくれますか。

ギ「ありのままの自分をさらけ出しても欠点が見えちゃいますから、適当に嘘をつくことですかね。」

 私の言うことが嘘だらけだったこと、さすがに相手も気付いてたかもしれませんね。
 そしてお姉さんが帰ってきました。トーク再開。

兄「そういうわけで、今高槻さんはとても大事な時期にいるんですよ。私たちに教えて下さってる先生で、とても普段から忙しくなさってる方なんですが、今日これからだったら見ていただけます。どうですか?」

 あんたらにまともに教える暇があるなら、そこまで忙しくはない気がしますけど。ここは食いついておきましょう。

ギ「へぇ。占い師の方って凄いですからね。」

 某地獄に落ちるわよ女史は、大嫌いです。

兄「いや、あの人は占い師じゃないんですよ。」

 へ?

兄「運勢鑑定士というんです。」

 占い師との定義の違いについて小一時間問いつめてみたかったのですが、ここは我慢。

ギ「すいません、お話を聞きたいのは山々なんですけど、そろそろ約束があるんです。よければこちらから問い合わせたいので、連絡先を頂けませんか?」

兄「ああ、それはできないんですよ。」

 ほぉ。胡散臭すぎるな。別にいいけど。

ギ「じゃ、上川さんの連絡先でも。駄目ですか?」

 電話番号をゲットしてネットで晒す! 等考えていたわけではありませんが、形のある戦利品が欲しかったんですよね。

兄「あ、それならいいですよ。」

 なに! いいのか! お兄さん「090」とか書き始めました。
 ワクワクしていた私ですが、横からお姉さんが関係ない話題を振って遮りました。

姉「今日はこれから、どんな用事なんですか?」

 お兄さん、手を止めた。……ここ、ハンカチ噛んで悔しがるところでしょうか?
 無料の立ち話で楽しめるのは、こんなところかな。先生への相談料は3,000円とか言い始めたし。さすがに向こうのホームに乗り込んだら、勝てる気がしません。
 見切りを付けた私は、現場を離れることにしました。

 戦利品が欲しかったので、連絡先や「開運メカニズム」のメモをくれるように頼んだのですが、やっぱりもらえませんでした。
 去りゆく私にお兄さんの台詞。

兄「今日話した内容や、自分が人生の転機にいるなんて事を人に話すと、運気が下がります。話さないで下さいね。」

 運が下がるのはとても嫌ですが、大量生産マニュアル通りの脅し文句にビビるギンペイさんでは無いのです。

 というわけで、今回の手相学習は終わり。

 今回私がおとなしく話を聞いたのは、手の内のほとんどを(ネットや書籍で)知り尽くした相手だったからです。手の内を知らない人は、不用意に着いていかないで下さいね。お兄さんとの約束だ!
(終盤、通り過ぎる人たちの視線が痛かったです。:ギンペイ)

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