舞台裏のダイコンたち after
東京で演劇活動を行っている大沢ギンペイのブログです。趣味とか演劇とかいろいろと。
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手の内をあかす(7:本番を知ろう/水曜日)
 とあるDVDを買おうか買うまいか、悩んでます。

 さて、今日は久しぶりに、「あれ」をやります。
 一月半を挟んでの連載再開、『手の内をあかす』水曜編!

 火曜には、きっかけ会議などがありました(リンク先で復習できます)。そしてついに、水曜は本番前日です。

 水曜日の朝を、役者のはずの私は、どういうワケか劇場で迎えました。
 深夜、演出としての明かり合わせを行っていたからです。
 明かり合わせとは、各シーンのための照明について、本数・出力・色彩、向き等の組み合わせを決定する作業です。私自身は照明のことは全然分からない人間ですが、演出として、『提示された選択肢にGoサインを出す』という作業が必要でした。
 懇切丁寧に、各照明の効果や表現について説明してくれた舞台監督には、感謝しています。

 でも、作業が31時(24時法)上がりというのはどういうことでしょう?翻訳すると朝7時ですか?
 7時に寝ても、朝9時の練習開始まで、2時間しか無いよ? 水曜はゲネもある、大事な日なのに。
 いやぁ、舞監には、3時頃に作業が終わると聞いていたんですけどねぇ。あっはっは。

 これが、私としては初めて、公演準備で夜明かしする経験となったわけです。
 駒場キャンパスのシャワー室、秋の朝は寒いよう。
 湯船が恋しいよう。
 嘆きながら、熱めのお湯で目を覚まそうと努力しました。
 朝食にと生協で買ったレトルト食品は、電子レンジにかける適当な時間が分からなくて、生協と楽屋を往復する羽目になりました。
 やっと適当に温めたレトルトドリアは、手を滑らせて楽屋の机にぶちまけました。食べたけどね!!

 コホン。
 ここからは、もっと一般的な話。
 本番前日ということで、午前中に通し練習を行う選択肢もあったのですが、我々は基本的にシーンごとの練習を行い、夜にゲネプロを行いました。

 通し練習:作品を、頭から最後まで演じきる練習。
 ゲネプロ:『ゲネラルプローペ』の略。「公演会場で」、「楽屋での準備開始(公演開始2時間前)から客出し(お客様の送り出し)までの全てを再現する」練習。
 ゲネプロ・通しいずれも体力を使う。


 ゲネプロで大事なことの一つに、メイク及び衣装の再現があります。規定の集合時刻から規定の舞台上集合時刻までの間に、全ての役者が準備を完了できるのかの確認が必要なためです。間に合わないというのなら、楽屋入り(準備開始)を早めて対応しなければいけません。

 しかし昨年の公演では、本番に先駆けて「ドレスリハーサル」を行っていたため、各自メイクがスムーズでした。数名の男優は「癖になる」云々と言っていた気がしますが、気には致しますまい。

 そして、ゲネのもう一つの大きな特徴が、「客入れ」の時間が取られることです。
 つまり、役者の舞台上集合・舞台上の準備完了から、公演の開始まで、お客さんに入ってもらう間の待機時間が発生します。これは、最低でも30分はありますから、無言で、緊張しながら過ごすには、結構長い時間です。この時間で上手く集中していけるかは、特に作品序盤の出来に大きく関わってくるでしょう。
 ……ちなみに私は、集中力を持ってくるのが苦手です。

 そして、ゲネが終わると、見に来てくれた関係者から、怒濤のダメだしラッシュが始まり、役者は本番に備えるのです。

 さらにその後には、劇場をお化粧する「初日前作業」が行われます。材が剥き出しだった舞台前面にベニヤが貼られたり、客席の手すりに暗幕が張られたりと、劇場がよそいきモードになっていきます。
 この作業も、他劇団さんありがとうになりますね。

 今日はここまで。続きはまた今度。
 次回はついに、ゲネの様子と結構カブる、本番です。
(ギンペイ)

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