舞台裏のダイコンたち after
東京で演劇活動を行っている大沢ギンペイのブログです。趣味とか演劇とかいろいろと。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
手の内をあかす(5:本番を知ろう/月曜日)
 前回の記事で、本番の一週間を概説しました。
 さて、これから数回で、その一週間をもう少し細かく見てみましょう。
 今回は、月曜日。

 大体、集合は朝の8時半ごろです。9時から作業開始なので、余裕を持って開始できるように集合します。「絶対遅れちゃダメ!」なのは、前回書いた通り。

 前に使っていた団体が片づけを終えて、ホールが空くと、そこにはだだっ広くて天井の高い、純粋な『ハコ』が残っています。これからその『ハコ』を、『劇場』に変えていくわけです。

 劇場の部品には、大きく分けて2種類あります。『ハコウマ』や『ヒラダイ』のような、ホールに備え付けのものと、『パネル』や各種大道具のように、自分たちで持ち込むものです。

ハコウマ:ラグビーボール大(いや、もっとずっと大きいか)の木箱。舞台の基礎部分などの部品として使われる。
ヒラダイ:高さ10センチ、大きさ各種の木製台。舞台や客席のメイン部品として使われる。メインとなるサイズは、『サブロク』(3尺×6尺=90センチ×180センチ)
パネル:塗装を施したベニヤ板の裏に、太めの材木で枠組みをつけた物。舞台背景などに使われる。

 適当な写真を見つけたので、参照して下さい。(舞台は『AMMP[aemp]』時のもの。撮影は火曜の夜あたり?)


部品解説


 作業は大体、運んで、置いて、釘打って。運んで、置いて、釘打って。以下繰り返しです。この段階では、どんどん空間が『劇場』になっていきます。定点カメラなどで作業進行を記録したくなりますが、設営作業そのものをさぼるわけにはいかないので、未だに実現したことがありません。

 設営作業は1日がかりですが、3時間一区切りくらいで休憩が挟まります。わざわざ外から来てくれている人には、お食事や飲み物が振る舞われます。(手伝いに行くときは、私も頂きます。)

 休憩の間、ホールに入ることは許可されていません。
 なぜでしょうか?
 その間に、照明設置の作業が行われるからです。

 ホールの『3階』に相当するところには、足場と鉄パイプが渡されています。そこに、照明機材をぶら下げるのです。
 3階の高さから落ちると、10円玉も凶器になるといいます。照明機材が頭に落ちてきた日には、まず命はないでしょう。
 だから、そこで作業をする人たちは、ポケットに物を入れることも許されず、照明作業中は、だれもホールに入ってはいけないのです。

 ちなみに駒場では、けが人の有無に関わらず、照明を落としてしまった事故は、まだ「0件」だそうです。せっかくだから守っていきましょう、安全神話。

 こんな感じで、1日がかり。たくさんの人の手を借りながら、舞台はどんどん、その姿を見せていくのです。(ギンペイ)

↓ランキングも、一人じゃアップさせられません。協力願います。

東大生ブログランキング



オマケ:遠くから見た舞台の写真。中央下に、工具が転がってるのが生々しい。
 本格的なお化粧はまだだが、構造は完成している。
(舞台面が汚く見えるかもしれませんが、これはデザインです。)
舞台俯瞰

スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2005 舞台裏のダイコンたち after all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。