舞台裏のダイコンたち after
東京で演劇活動を行っている大沢ギンペイのブログです。趣味とか演劇とかいろいろと。
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暗号解読の日
 先日、高校演劇部員の弟が、知り合いが関わっているという演劇に誘ってくれました。その『知り合い』さんのご招待にあずかり、チケット代もタダで良いとのこと。ソワレ(夜公演)の時間帯は暇だったので、池袋までつきあいました。

 ……暗かったよ……。

 女子高生の『いじめ』を題材とした作品で、劇中で人が何人か、亡くなります。そして、ラストでも、何かの救いが訪れるわけではない。
 作品自体の出来はどうこういいませんが、就活中の不安定な心理状態で観る作品でなかったことは確かです。

 さて、気を取り直して、今日は本の紹介。今、暇があると読んでいる本です。

 サイモン・シン『暗号解読~ロゼッタストーンから量子暗号まで~』
(リンク先はamazonです。アフィリエイトは貼っていません。やり方知らないし。)

 ちょっとネット上で噂を聞いて、最近利用している目黒区立図書館で注文したんですよ。その時点で、イメージしていたのは新書でした。ページ数とかサイズとか、そんなところは確認してません。
「資料が準備できました」の報を受けて、カウンターから飛びだしたのは、ハードカバーの本たっぷり500ページ超。

 でかい。重い。

 でも、中身もなかなか読み応えがあります。
 この本、暗号の作成と解読についての歴史を概説しています。古くはジュリアス・シーザー(ユリウス・カエサル読みの方が好きです)の作成した暗号から、現代の暗号まで。(今は、戦後のコンピュータ通信の暗号化技術のあたりを読んでいます。最新の暗号技術については、どこまでふれてあるのか、まだ分かりません。)

 読んでいて感じるのは、新しい暗号化技術を発明する人も、解読方法を開発する人も、頭がいいなぁ、ということ、と、もう一つ。
 暗号解読者の根性は、いつの世も、ものすごいのだなぁ、ということです。

 この本で紹介されている暗号解読の方法論は、「これさえ読めば、原稿用紙一枚分の○○式暗号が、5分で解読できるようになります」というものでは、決してありません。(コンピュータ技術の登場以降はどうなるのか知りませんが。)
 あくまでも、「この方法論に乗っ取れば、現実的に実現可能な労力で、解読が出来ます」というレベルの物です。

 例えば、最も原始的な暗号として紹介されている、単アルファベット換字式暗号(元の英文のaをCに置き換え、bをTに置き換え、cをLに置き換え、……といったタイプの暗号。元の文章を小文字で、暗号文を大文字で表すのは、本書のスタイルを踏襲しました。)の解読は、どうやって行うでしょうか?

答え:暗号文中に登場する各アルファベットの個数を数え上げ、標準的な英文のアルファベット出現頻度と照らし合わせて、推測する。

 つまり、
「この暗号文中にはKの文字が一番多く登場するな。英文で一番登場頻度が多いのはeだから、このKはきっと、eを表しているんだろう。」
 ということです。

 いかがですか?

 私は、文中に登場する各々の文字を数え上げるという作業を想像するだけでも、気が遠くなりそうでした。
 当然、平均的なアルファベットの出現頻度順が、そのまま暗号文に適用できるわけはありませんから、あとは解読者が試行錯誤して、正しいアルファベットの置き換えを探して行くわけです。
 他の場合も、大体こんな感じです。

「解読の技術が出来たよ」というのは、「『宇宙のどこかにいる、この人を捜せ』が、『東京都のどこかにいる、この人を捜せ』になったよ」くらいの意味にしか、私には思えませんでした。

『東京都のどこか』から、当たり前のように、一人の人を探し当てていく、暗号解読者たちを紹介した本書。
 小説ではありませんが、非常に強い物語性を放っている本です。
(ギンペイ)

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コメント
この記事へのコメント
初めまして^^
フラフラとネットサーフィンをしていたら
こちらに辿りつきました。

足跡カキコしていきますー

またご訪問させていただきます^^


2007/03/13 (火) 03:16:32 | URL | 脱・初心者 #-[ 編集]
検索エンジンに強い「雑談」トピック作りました
どうも。
情報ジャーナルの北条法子です
この度はアクセスアップを図るため狙い目キーワードを使って記事を作ってみました。
カテゴリーで雑談というところにまとめてあります。
貴殿にコメントと書いていただけると検索エンジンに上位表示されやすくなり貴殿のコメント、URLリンクも読まれやすくなりますのでよろしければコメントをいろいろ入れといていただけないでしょうか?
おたがいwin-winの関係になりますのでよろしくお願いします。
多少、貴殿のサイトの宣伝を入れていただいてもOKですよ
2007/03/13 (火) 03:47:46 | URL | 情報ジャーナル #-[ 編集]
★イベント告知★
不適切であれば削除お願い致します。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆
2006年度 東京大学卒業記念パーティ開催のご案内
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆
【日時】2007年 3月19日(Mon)16:00~23:00
【場所】渋谷 Club Camelot (http://www.clubcamelot.jp
【料金】\3,500 (1 drink)
=========================================================
東京大学学生の皆様
卒業式典を目前に控えた3月19日、卒業生の門出を皆で盛大に
祝いましょう!
今回のパーティは、二つの目的を持っています。
一つは、2006年度卒業生の皆様にとって、在学中に培ってきた
交友関係を深め、さらには新たな出会いを生み、互いの今後の飛
躍を誓い合う場所であること。
もう一つは、在学生の皆様にとって、学年や学部の壁を越えた交
流の場であり、これから各界で活躍するであろう先輩方の姿から
多くを学び取る場であること。OBの存在は、皆様の貴重な財産
なのです。
主役である2006年度卒業生の皆様はもちろんのこと、在学生の
皆様にもぜひ積極的にお越し願いたいと考えております。
=========================================================
【イベント内容】
<Dance Floor>
◆東大生DJによるDance Music
◆bellydance show
◆Live Painting
<Lounge>
◆jazz session
◆東大生らによるDance Show、DoubleDutch
皆様にお楽しみいただけるよう様々なコンテンツをご用意します。

また、パーティ終盤には、Prom KING&QUEENを発表します。
当日会場内にて候補者を選び、投票によりKING&QUEENを決
定するので、あなたを一番素敵に見せる格好でお越し下さい。
目一杯オシャレして豪華景品をGETしてくださいね!
=========================================================
※前売りチケット(\2,500)をご用意しております。
参加をご希望される方は、お気軽に下記連絡先までご連絡
ください。当日入り口付近の混乱を避けるため、前売りチケット
のご購入にご協力をお願い申し上げます。

【問い合わせ】
荻原 朋実mogra@wm.pdx.ne.jp
嶋田 祥子shima...xxx@docomo.ne.jp
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆
2007/03/13 (火) 17:56:47 | URL | ASTERISM #6UzNRzaM[ 編集]
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