舞台裏のダイコンたち after
東京で演劇活動を行っている大沢ギンペイのブログです。趣味とか演劇とかいろいろと。
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バトンを受けました。
劇団Radish舞台担当の藤田芳弘です。
合宿からも無事生還。
大野君からバトンを受けたので、リレーブログ
行きますねー。

大野君は「お疲れ様」という演劇界で使われている用語
について語ってくれました。
私もそれに関連して少しお話しますね。

私の好きな言葉に「ありがとう。」という言葉があります。
たとえば、看板作りとか大道具作りとかそういった作業を
している最中に、「そこのメジャーとって」とか
何かお願いしたりすることがあります。
あるいは、一緒に作業している人に何かサポートしてもらう
こともあります。
そんな時、「ありがとう」という言葉。
そんな時、「あ、ごめん」という言葉。
どちらの言葉を使うこともできます。
「わざわざ自分のために手伝ってくれてありがとう」という
軽い感謝を込めて、「ありがとう」と。
「あなたも作業をしているのに、煩わしてごめんなさい」という
軽い謝罪を込めて、「あ、ごめん」と。

私は前者が好きです。
言うのも、言われるのも。
「ごめん」だとどうしても距離感を感じてしまうし、
「ありがとう」だと人の温かさに触れられる、そんな気がする。

そんなわけで、私は「ありがとう」が大好きです。
でも、実は、劇団の中ではこの言葉が嫌いでもあります。

去年、あるキャストに「ありがとう」といわれたことがありました。
スタッフは激務です。小屋入り(公演一週間前ぐらいに公演をうつ
ホールに入って準備を始めること)後は、生活が演劇だけになりますし、
家に帰ったり、授業に出たりなどとても考えられない状況になります。
小屋入り前も、いろいろと準備で大変だったりします。
そんな私に向けての、「ありがとう」だったようです。

でも、それって違うと思うのです。
キャストとスタッフは不可分なのです。
キャストがいなくては演劇ができない。
スタッフがいなくては演劇ができない。
当たり前のお話です。
そこに「キャストが芝居をうつために、スタッフに来てもらっている」
という意識から「ありがとう」といわれてしまうと、
自分が「お客様」であるかのような、そんな意識を抱いてしまいます。
同じ劇団なのに。とっても悲しいですね。

だから、同じ劇団の中では「お疲れ様」が一番です。
スタッフに対しても、キャストに対しても。
一緒にがんばってるんだっていうことを本当に意識できる素敵な言葉。
大好きですよ。「お疲れ様」って言葉。

そんなキャストとスタッフは不可分なんだという意識を
もって、あと三週間、いろいろがんばっていきたい思います。
きっと、いい芝居になりますよ。そんな予感がします。

次は、一年生スタッフとしてバリバリ頭角をあらわしてきている
若杉君にお願いしたいと思います。よろしくー。


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