舞台裏のダイコンたち after
東京で演劇活動を行っている大沢ギンペイのブログです。趣味とか演劇とかいろいろと。
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こんなことを思い出した
 特にオチはありません。

 小学5年生頃の話。
 先生が、こんな話をしていました。

「昔日本から仏教を学びに、二人のお坊さんが中国へ行きました。片方のお坊さんは見たこと全てを記録に取り、もう片方のお坊さんは全てを頭に記憶していました。皆さんならどうしていたと思いますか?」

 ふむふむ。記憶だけだと当てにならないから、きちんとノートも取りなさいよというお説教だな、と当時の私は、話を聞きながら判断していました。

「しかし、帰りの船は嵐に遭い、沈んでしまいました。そのせいで、お坊さんが頑張って書き留めた記録も、無くなってしまいました。」

 おや。意外な展開。一気に先が見えなくなりました。今思えば、船が沈んでお坊さんが二人とも生きていたのなら、記録が失われようがなんだろうが、異様な幸運という気もするのですが。
 とにかく、話の結論は、『記憶に任せたお坊さんの勝ち』。

「先生だったらどうしましたか?」
 そうですね。先生も『みんなならどうする』と聞いているのだから、先生の意見も聞かないとフェアでありません。

「先生なら? う~ん、先生ならね、記録を取りながら頭でも覚えていたと思うな。」

 ………。
 ちょっと、開いた口がふさがりませんでした。
 このお世辞にも面白くはない、お説教なり小話なりで、先生は一体何を伝えたかったのか。
 あれから10年経った現在でも、全くの謎です。
(ギンペイ)
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