舞台裏のダイコンたち after
東京で演劇活動を行っている大沢ギンペイのブログです。趣味とか演劇とかいろいろと。
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『舞台裏のダイコンたち』終了
 あと5分で、4月1日です。(たぶん)それを以て、私は法的にも社会人になります。

 コメントでも質問の出ていた、このブログの進退に関して。ここで発表したいと思います。

劇団Radishオフィシャルブログ『舞台裏のダイコンたち』は、2008年3月31日を以て終了します。
2年と半年のご愛顧、まことにありがとうございました。


 いやあ、長い道のりでした。今回の記事で実に490記事。嬉しいことも情けないことも、人には全然話していなかったことも、ここには書き込むことができました。(宣伝ブログという性格上、本気で悲しいことは避けていたりもしましたが。)
 ありがとう『舞台裏のダイコンたち』。さようなら『舞台裏のダイコンたち』。

 ……完。











 ……というと、少し言いすぎでしょうか。
 ただいまからこのブログは、劇団Radishオフィシャルブログ『舞台裏のダイコンたち』から、劇団Radishサテライトブログ『舞台裏のダイコンたち after(仮)』に生まれ変わります。

 ……流石に団員でなくなった人間がオフィシャルを名乗るのはまずかろうということで、軽く改名致しました。数人から引き留めてもらうことができたので、続行だ!!
「after」以外にカッコイイのがあったら、そちらに変えるかもしれません。提案して下さい。「真・~~」とか「続・~~」とか「~~・RX」とかは一応検討したので、それ以外で。

 こちらが続く期間は、下記のいずれかまでです。

 ・私が力尽きる、飽きる、メンバーと疎遠になって気まずくなる等、限界だと判断したとき。
 ・現役メンバーから「いい加減出ていけ」と本気で言われたとき。

 いやはや、どちらが先になることやら。
 後者で「やめる」ことになっても、リンクを切断するだけだったりして。
 というわけで、関係者ヅラしたOBのブログを、今後もよろしくお願いいたします。
(ギンペイ)
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俺、終了。
 もうすぐ社会人一年生。
 ということで、「親父と酒を酌み交わす」っていうのをやってきましたよ。父の職場近くの居酒屋で。

父「子育てにはなぁ、あいつ(母)が情熱注いでたから、俺も乗っかったって感じだな。」

ギ「仮に『社会人になったら子育て終わり』と考えると、子育てもあと4年だね(弟の話)。」

父「お前のことも心配してたんだぞ? ブログなんかも随分読んでたな。」

 はい?
 今なんとおっしゃいました?

父「読んでたんだよ。なんか『ギンペイ、私たちに黙って熱海に行って来たらしいよ』とか言ってたぞ。」

 はい確定。
 そうか……。読んでたのかお母さん。
 精神的に不安定だから海を見に行った、なんて言ったら心配するだろうから、東京の某所で夜を明かしたと言っておいたのに……。
 読まれてないつもりで、あなたには伝える気のない情報を随分書き込んでました。
 あんなことやこんなことも、読まれてたのか……。
 だからあの時、こんなことを言われたのか。

 残念ながら、私の手の内の大きな部分が、家族にばれていたようです。
 ここには個人情報があまり漏れないように、虚実おりまぜてある部分もあるので、どこまでが真実かは、母には伏せておきましょう。(家族に与える情報と、明確に食い違っている場合があるわけですが。)
 これからは、家族に見せても障りない情報だけを書くようにしなくちゃなぁ。

 我が表現の自由は、ここに死んだ!!
(ギンペイ)

ギ「で、どうやってブログに辿り着いたんだって? Radishのサイトから?」

父「お前の名前で検索かけたんだってさ。」
 母よ……。
学生生活、終了?
 えー、大学を卒業してきました。
 Radisher女性陣の袴姿も拝んで来ましたよ。
 Radishの四年生は、大半が院に進学します。就職して大学を出ていくのは、私と千種・片上・おかえりあたりで、『よいとこ』に山ほど出ていた四年生の大半は大学に残れる計算になります。

 所属するゼミでは、私以外、誰も就職しません。
 夢追い型の留年生と、院進学する方々ばかりです。
 経済学部の成績首席と卒論首席が、私のゼミからでました。
 こんなゼミにいたんだから、私の卒論が多少見劣りしても仕方ないよね……。
(ギンペイ)
全日程終了
 昨日(3月23日)をもちまして、劇団Radishエキストラ公演2008『第38回よいとこ村フェスティバル』の全日程が終了しました。

 最終日には満席・立ち見ありという大盛況になり、お客様の温かいリアクションに、キャスト一同のびのびと演技ができました。ありがとうございました。

 徹夜プラス残作業の後で帰宅し、夕方から夜まで寝ていたのですが、もう一回寝ます。


 ……。



 明日は、卒業式です。
(ギンペイ)
二日目終了
評判は上々なようです。(お客様アンケート調べ)
ところが、リアルタイムのリアクションがとても寂しかった。皆さん表情は笑っているのに、笑い声が上がらない。

公演も残すところあと1回です。
ここをご覧になっているような気合の入ったお客様は、くれぐれも「積極的に声をあげて笑う」ことをお願いします。
(ギンペイ)
初日終了!
昨日、我々は『第38回よいとこ村フェスティバル』の初日を迎えました。一同緊張していましたが、まずまずの出来とみていい回になりました。ご来場のかたがた、ありがとうございました。

あ、差し入れの数々、すぐに頂きましたよ。ありがとうございます。特に『揚げまんじゅう』は、団員一同絶賛の逸品でした。ごちそうさまでした。

さて、公演もあと二日残っているのですが、ここで皆様にお知らせがあります。

今回の公演では、チケットをお持ちのお客様を優先的に案内する「チケット」方式を採用していますが、事前に名前を通知して頂くだけでも、優先案内ができることになりました。
チケットをお持ちでないお客様は、確実にご来場頂ける場合のみ、下記のアドレスにメールして下さい。開場一時間前くらいが、受け付け締切の目安です。

(ギンペイの個人アドレスは、削除いたしました)

今日も皆様のご来場を、お待ちしております。
(ギンペイ)
本番2時間前
ギンペイは、髪留めをはずせなかった。
そして主役とイロモノの中間の生命体となり、公演一杯をすごすのだ。
外したくても外せないので、そのうちギンペイは、考えるのをやめた。
(ギンペイ)
ゲネプロ終了。
 寒かったですね。
 そのせいか、今日は渋谷駅で、急に用を足したくなりまして。
 電車を一本逃したせいで、集合時間に5分遅れてしまいました。
 電車を降りたらノンストップで、劇場へ歩きましたとも。

 そんな私が会場に着いて、皆から浴びせられた台詞。

A「あ、ギンペイさん、駅で黄昏てましたよね?」

B「ギンペイ、生協前でぼーっとしてたけど、どうしたの?」

C「今朝はなんで、学生会館の入口に座り込んでたんですか?」

 ど、ドッペルゲンガー!? 死期が近いのか私!?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 そんなことはさておき、明日から本番です。詳細はこちら参照。
 来てね!!
(ギンペイ)


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宣伝特化記事
 電脳化された人間の世界で、誰かが言った。
「ネットは広大だわ。」

 広大なネットの片隅で、誰かが言った。
「こんなに可愛い子が女の子のわけないじゃないか!!」

 所詮、妄言は妄言である。
 そんなことを思い出させてくれる作品です。

千種秀晶 作『第38回よいとこ村フェスティバル』
明日から三日間、東京大学駒場キャンパス学生会館207号室にて。
詳細はこちら


(ギンペイ)
稽古開始!!
 今日で、とりあえず設営作業は終了。本番の会場での練習が始まりました。
 非常に眠いです。おやすみなさい。

 設営作業中
何の変哲もない部屋が、一体どんな劇場になっているのやら。お楽しみに。
(ギンペイ)

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こやいり~
 今日はついに、『よいとこ』に向けた小屋入りの日でした。
 本番は、金曜・土曜の18時から、日曜の13時からです。会場は学生会館の207号室。地図はこちら

 やっぱり、小屋入りはいいですね。

 念のため説明しておくと、「小屋入り」とは、本番に向けて会場の準備を始めることです。メインになるのは舞台/客席といった会場設営作業です。

 何の変哲もなかった『ハコ(空間)』が、刻一刻と『劇場』へと姿を変えていくのは、何度経験しても心が躍るモノです。

 明日は設営作業の続きと、会場での練習開始です。
 4時間後には起きなくちゃ。おやすみなさい。
(ギンペイ)


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最近の言葉から
 ついに明日は、『よいとこ村』に向けた小屋入り(会場準備)が始まります。
 公演の詳細情報はこちら

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 最近の様子を断片的に。

~~

 明日の小屋入りを前にして、今日が最後の一般練習。
 コメディをコメディたらしめている部分について、適宜抜き出し、調整を行いました。
 どこがどう面白いのかは、観てのお楽しみ。

~~

 公演を前にして、四年生メンバー全員の進学or卒業が、無事に確定したようです。
 その中には、卒業のために教務課への交渉に赴いた人間が、二人ほどいたとかいないとか。

~~

 この私を前にして、新人メンバー、スズキさんが言いました。

「ギンペイさんって、オタクなんですか?」

 答えに窮しましたが、無邪気な視線の前に、ごまかすことは早々に諦めました。

「まあ、そうだな。」

「でも、あんまりそうは見えませんよね。」

 ほっとしたところで、Radishでの付き合いも四年目になるタマさんが言い放ちました。

「言動をよく見ると、オタクっぽさが滲み出してるけどね。」

 ぐうの音もでねぇ……。
(ギンペイ)

↓更新もバナーの貼り付けもサボってたら、ランク外に飛びだしてしまいました。
 いつまで参加するか分かりませんが、クリックお願いします。

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異世界への誘い方
 調子に乗って、今回もストーリー構築の話。
 固めの話が続きます。

 劇団Radishのこれまでの作品は、なんらかの形で「異世界」が関わるものが殆どです。この場合の異世界とは、別に「剣と魔法のファンタジー世界」ではなくて、「現実には存在しない(とされる)要素が存在する世界」のことです。私が参加した、本公演作品についてみてみましょう。

・2004年度『カレッジ・オブ・ザ・ウインド』(成井豊)
 幽霊が登場。
・2005年度『フェアウェルソング・ラブソング』(米田遼)
 幽霊と、「霊界の住人」が登場。
・2006年度『AMMP[aemp]』(大沢ギンペイ)
 人間と同レベルの動きを持つアンドロイドと、プログラム『AMMP』が登場。
・2007年度『ひときれのフーガ』(原作・郡谷康士)
 「同じ一日がループする世界」と、その住人が登場。

 ね?
 並びとしては、ファンタジー・ファンタジー・SF・ファンタジー。全て現代物。(AMMPは2014年が舞台ですが、基本的に現代モノとして書いています。)
 AMMP執筆の際には『脱・幽霊モノ!!』が、作者のテーマの一つでした。

 劇団Radishのこれまでの方針に「分かりやすい演劇作品づくり」というのがあります。あまり難解でない、ストレートに笑い、泣ける作品作りということですね。

それには、観客に「現在の状況」を分かってもらわなくてはなりません。


 情報を伝達するには、言語的(バーバル)部分と、非言語的(ノン・バーバル)部分があります。前者は、音声でも文字でも、とにかく「言葉」を使う情報伝達のことで、後者はそれ以外です。表情・動きは後者。舞台装置のデザインなどもノン・バーバルに含めることが出来るでしょう。

 バーバルによって状況説明を行う場合には、二通りあります。
「劇中で行う」か、「劇外で行う」かです。
 劇外の場合とは、当日パンフレット等の、完全に「作品そのもの」とは外れた部分と、登場人物の「観客への語りかけ」を想定しています。

 まあ、基本的に作品内の状況なら、「劇中」での説明が大多数でしょう。
 そしてこれも、二通りに分けることが出来ます。

 劇中でのバーバルな状況説明は、具体的な説明対象が「いる」か、「いない」に分けられます。



 最近はかなり手軽にプロジェクタを使えるようですし、それ用のスライドをパソコンで作ることも簡単なのでしょうが、実際に私が関わったことはありません。プロジェクタなら、いくらでも文字情報を伝えられますね。
 しかしそういった例外を除くと基本的に、演劇というスタイルでのバーバルな状況説明は、役者の台詞に限られます。

 その「台詞による状況説明」のとき、対象が「いる」か「いない」かが、重要な問題となってくるのです。

対象がいる場合:「説明する」
 いきなり異世界をみせられた観客は、状況を理解していません。
 手っ取り早く状況を理解してもらうには、説明してあげればいいのです。
 ただし、登場人物が観客に呼びかけて説明するのは、あまりスマートではありません。
 だから観客と同じように、現状を理解していない人間を登場させてやればいいのです。



『フェアウェル』の主人公・祐二くんは、普通の人間でした。いきなり幽霊だの霊界の役人だのが目の前に現れたので、彼女らに説明を求めます。
『フーガ』の主人公・シンジは、普通の人間でしたが「ループ世界」に巻き込まれてしまいました。「ループ世界の住人」たちは、ご丁寧に状況説明をしてくれます。
『AMMP』の世界では「記憶増幅装置AMMP」という複雑な概念を説明するために、AMMPプレゼンテーションというシーンを設けました。これは観客に直接説明を行う手法に限りなく近いのですが、AMMPについて知る必要のある、「企業の上司達」を登場人物以外に設定することで、一応「劇中説明」の枠組みを持たせてあります。

対象がいない場合:「ねじこむ」
 登場人物にとっての「常識」を口に出させることで、観客に知識を与えます。
 観客にとっては「分からない」ことが前提となっている情報を小出しにしていくことで、大きな世界を構築することが可能です。
 観客の類推能力に期待するわけですから、理解してもらいたい内容が、必ずしも伝わらない危険は大きいです。

 主に、ライトノベル作家上遠野浩平氏の作品から学んだ手法です。

『AMMP』から、例を出してみましょう。

「アンドロイドが当たり前のように普及している世界」の描写には、こちらの説明方式を使いました。
 織原・ヒカワといった主人公サイドが「アンドロイド研究所という、非常に特殊な情景」であったのに対し、アマノという「アンドロイドが働いている居酒屋、アンドロイドが作り出す、この世界ではよくある親子関係」を描写することで、アンドロイドがいかにあの世界になじんでいるのかを表現したのです。
 ロボット一台の価格設定を匂わせたのも、これに入りますかね。

 また、人間関係の描写にも、極力こちらをつかいました。
 まあ、人間関係というのは「異世界」的な要素を含まない作品でも、観客に理解させなくてはいけない大事な事柄で、大抵の作品では「ノン・バーバルな部分によって」描写されてるんですけどね。
(「親子」という情報は言葉で伝わっても、「関係が良好な親子」であるのか「険悪な親子」であるのかは、結局「○○さんちは仲がいいよね~」などという台詞に頼らずに描写されなければならない。)


 今日のところは、このくらいにしておきましょうか。
 AMMPについて多く扱ったのは、私が執筆した作品で、構造を自身が理解しているからというのもありますが、唯一ネット上で脚本が公開されている作品で、非関係者の読者の方々に内容を確認して頂きやすいからという理由もあります。
 興味があったら、「はりこのトラの穴」さんからダウンロードをよろしく。
(ギンペイ)
ナマキモトさんの日
 今日は練習を早く終えたので、川崎に朗読劇『ファンレターズ』の公演を観に行って来ました。
 もともと生の演劇を観る習慣はあまりないのですが(高いし)、樹元オリエさんが出演ということで、ちょっと無理しましたよ。え~と……アニメ『ひとひら』のヒロインを演じた方です。演劇アニメで主演しつつ、ご自身も舞台活動をしていらっしゃるということで、一方的に親近感を持っていました。

 朗読劇『ファンレターズ』は、ある少女向け小説家に向けられた偏執的なファンレターと、ストーカーと化したそのファンに関して、小説家が周囲の人に送ったメッセージとを読み上げる形の作品でした。演者は「小説家」と「変態ファン」の二人きり。そして、生の発言としての台詞はありません。全てがメッセージを読み上げる形の発言です。辻仁成の小説『愛を下さい』に近いでしょうか。『ファンレターズ』の方は、『愛を~~』と違ってキャッチボールじゃありませんけど。小説家は最初から、おかしなファンレターを気味悪く感じて、返信をしていません。

 とまぁ、そういう作品だったのですが、私にとっては樹元さん本人にお会いできたのが大きかったですね。ブログで写真を見るより綺麗な方という印象をうけました。写真を撮らせて頂いたり。

 大沢ギンペイは個人的に、樹元オリエさんを応援しています。
(ギンペイ)

 樹元オリエさんのブログ
真夜中の散歩
 一昨日の練習明けに、メンバーでの飲み会の席が持たれました。
 今のRadishには酒好きが少ないので、滅多に飲み会が無いんですよね。貴重です。

 練習からは数人抜けて「11人いる!!」な状態で、狭い店内に案内されたのですが、あの程度だと窮屈さも心地よいくらいでしたね。全員が「一つの輪」で会話している感じが。

 Radishから離れてTSUTAYAをうろついているときの演出さんの様子が、普段我々が目にするのと全然違うらしいという噂であるとか、「コラーゲン水餃子」を食べて「こらーげんだー」と、ひねりもへったくれもない感想を漏らして笑われたりであるとか、とにかく演出さんが主役の酒席だったということでいいでしょう。

 久々の、貴重な飲み会ということで、私は当日、最寄り駅までの終電を諦めました。
 たまにやっていた、家までの最後三駅徒歩コース、久しぶりに歩いてみようかと。

 ところが、飲み会でたらふく飲んだものの、食べた物に関しては、少し物足りない。歩き始めてから、軽く食べ直して帰ろうか、そのまま歩いていこうか迷いました。
 そして、大手牛丼チェーン、「す○家」の前に通りかかりました。

 一旦通りすぎてから、「やっぱり……」と振り返る私。

 次の瞬間、酔っぱらいの口からは、よく分からない言葉が飛びだしました。

「す○家の牛丼♪(訳:やっぱり腹は減ってるし、食べていこうかな。)」

 その道には人気がないと思っていたんですが、私の声をきいて、す○家に入ろうとしていたメガネのサラリーマンが振り返って、私に話しかけた。

「なんですか?」

 は? 人がいた? なるほど、私がボソリと、悪態でもついたように見えたようです。
「いや、なんでもないです。」

「なんですか?」

「いや、なんでもないですって。」

「なんですか?」

 うわぁ、なんか怒ってる……。
 この時には、掴みかかられたときの応戦シミュレーションが脳内で始まっていました。弱そうな相手だし、逃げるくらいのことはできるだろ、と。私の合気道技はあんまり効かないから、単に蹴っ飛ばすくらいの方がいいな、とか。

「酔っぱらって、訳分からないフレーズが出ただけですから。アハハ。」

 ……引き下がってくれました。
 納得したのかな? わかりませんけど。

 酔っぱらったからといって、不用意に発言するのは控えましょう。
(ギンペイ)
今回も長いでっせ
 今日は久しぶりに、練習がオフでした。
 連日の練習で身体が変な風に凝り固まっていたので、いつものように川沿いをゆっくり走ったら、身体のほぐれていく感じがとっても気持ちよかったです。「お、お……」とか声が漏れるくらいに。
 アクティブレスト(積極的休養)、お勧めです。

 前回の記事、カタいですね。
 面白いとかつまらんとか、是非リアクションを下さい。今回の記事でも全てを書ききれる気がしませんが、表立って不人気だったら打ち切ります。

 前回は、キャラクターの持ち合わせている要素としての a.優位性 と b.劣位性 に触れました。
 今回は x.同質性 と y.異質性 に触れてみます。

 x.同質性
 説明対象の、読者と共通する性質。
 人間は、「自分と同じ」性質を持つものに、親しみを持つところがあります。まぁ、なにからなにまで同じ相手には「同族嫌悪」を起こすなどと、一概には言い切れない部分もありますけれど。

 例)・国籍が同じ ・性別が同じ ・性格が同じ ・生活スタイルが同じ

 y.異質性
 説明対象の、読者と異なる性質。
 「人間は、『自分と同じ』性質を持つものに、親しみを持つところがあります」と言った舌の根の乾かぬ内にこういうことを書くのは、抵抗がありますけれど。
 これも一つの真実ではあります。
 なんでも占い師が相手の「最も親しい友達」のひととなりについて占うときは、相手の状態とは反対、反対の特徴を挙げていくそうです。つまりそういう人に惹きつけられる性質も、人間にはあるようで。

 例)・国籍が違う ・性別が違う ・性格が違う ・生活スタイルが違う


 以上で、a~xの全項目について説明することができました。
 では、これの「いずれか」に当てはまるキャラ描写をすれば、そのキャラクターは愛すべき人間性を獲得するでしょうか?
 残念ながら、そういうわけにはいきません。

 なにせ、大抵の描写は、aかb、そしてxかyのいずれかの性質をもっているのですから。
「好ましい」か「好ましくない」か、「同じ」か「違う」か。ほら、aでなければbですし、xでなければyです。

 ではこれらの分類を活かして、魅力的なキャラ描写をするには、どうすればいいか。
 絶対の回答はありません。少なくとも、素人脚本家に辿り着けるような、浅薄なところにはありません。ここでは私の仮説を書いておく以上のことはできません。

 ということで私の仮説。

 分類をキャラ描写に活かす方法は、「①バランス」と「②つながり」である。


 ①バランス
 aとb、xとyを、適切に配分しましょう、という話。『適切』の具体的なバランスについては聞かないで下さい。
 お話として分かりやすいパターンは、あれですね、「仔猫を拾う不良」の図。
 それまでは散々、不良としての行為(劣位性・異質性)を強調しておいて、雨の中で捨て猫を助ける優しさ(優位性・異質性(?))を表現する。

 これは、一人の人間の中での「バランス」です。
 じゃあ、「バランス」の対象を拡張したパターンも考えてみましょう。

 なんだか荒んで粗暴な人ばっかりいる世界(劣位性・異質性)の中で平和を愛するおじいさんがいる(優位性・同質性(?))『北斗の拳』パターン。
 非暴力を謳うおじいさんは、惨く殺されたりしない限り、読者にとってのオアシスであってくれるでしょう。

 ②つながり
 劣位性と見せかけておいて優位性。「異質性と見せかけて同質性」は難しい気がします。

 ひねくれた性格だが、それ故に詐欺師から主人公を救ってみたり。
 才能がないが、それ故に努力を全然いとわなかったり。

 踏み込んだ例として……え~、「ツンデレ」という言葉を知っている人はいますでしょうか。単語としてネット上に表れたのは数年前、しかも言葉としての発祥はオタク業界ですが、キャラメイクの手法としては漫画からドラマまで各所で、昔から見受けられました。

 定義はいろいろとあるようですが、代表的な物は「当初は嫌っていた相手を好きになる(時間発展型)」と「好きな相手に、(照れによって)つれなく振る舞う(同時表裏型)」の二種類でしょう。(分類名称はこの場で付けました。一般的な物ではありません。)
 誰かに好意を持っているというのは、大体において優位性です。読者の感情移入対象に好意を持っているとしたら尚更です。そして、嫌う・つれなく振る舞うのは劣位性と呼ぶことが可能でしょう。

 しかし、「本心としての好意」と「嫌いという表現」が同居したとき、「好意」は「劣位性」に早変わりします。これは「好ましくない特徴」というより、「立場が弱くなる要件」ですね。

 つまり彼または彼女には、「ホレタヨワミ」が発生するのです。
「好きだけどそんなこと言えない!」と、欲求と見栄の間で葛藤する様は、特に第三者視点から眺める読者にとって、完全な劣位にあります。その様子を見て、読者はニヤニヤしてればいいのです。

この形は、『ラブジェネレーション』しかり、『のだめカンタービレ』しかり。

 うわ……字が多い……。
 でも敢えて「つながり」の具体例をもう一つ。

 やっぱりフジ系のドラマ『HERO』。キムタク主演。
 主役の検事は通販オタクで、「実際に買って、試してみないと」という主義。かっこわるいです。
 しかしそれが事件に向き合う際の「実際に現場を見てみないと」という考え方につながり、難事件を解決する。
 ね? うまいこと変換してます。

 キャラメイク手法に関する小論文は、とりあえずここまで。
 気が向いたらまた、ストーリー構築に関する話をします。
(感想下さい。切実です。:ギンペイ)


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帰ってきたストーリー分析
 (今回は論文調の、ちょっと真面目なお話です。)

 ううむ、来楽零氏の某小説作品、シリーズ二作目の方が一作目より断然面白いのはどういうわけだろう……。
 と、考えていました。
 私の中では割りとあっさり結論がでましたけどね。
 四人の『主人公』を平均的に扱った一作目に対し、二作目は読者が視点を重ねるべき登場人物が、かなり固定されていて、感情移入が深くなったから。そしてその登場人物が非常に魅力的に描写されていたからである、と。

 こういう記事を覚えていますか? 私は忘れてませんでした。忘れては。早く続きを書きたかったんですけどね。
 この機会に、あの続きを書きたいと思います。

 あれから考えていました。
 物語を楽しむには何が必要なのかと。

 単語としては、心当たりがありました。

   『感情移入』

 という奴です。

 では感情移入とはなんなのか、どうして必要なのか。暫定的な結論が出たので記しておきます。
 私はとりあえず、『物語に対する感情移入が行われた状態』をこう定義します。

 物語の受け取り手(観客・読者・視聴者等。以下、便宜的に『読者』とする。)が登場人物に対して共感・反発等の感情を抱き、登場人物の抱く快・不快の感覚によって、読者が快・不快を覚えるようになった状態。尚、登場人物の快・不快と読者の快・不快は一致していても良いし、一致していなくても良い。つまり登場人物が不快に感じる出来事を、読者が快く感じても良い。

 かなり、当たり障りのない定義だと思います。
 作り手が物語る目的は自分の快感であり、その大部分は読者の快感(面白い! という反応)を通して達成されますから。感情移入の獲得とは、作品内でのエピソードで読者の心を操るための、下地の獲得と言えます。しかしこれ(感情移入)も、基本的にはエピソードを以て勝ち取らなくてはなりません。ではどんなエピソードを配置すれば良いのか。今回は、登場人物描写の観点から少し考えてみましょう。

 感情移入の例として分かりやすく、「読者に愛される人物像」を考察してみます。
 人物描写は、大体において、以下のいずれかを示す性質を持っています。
 そしてこれらは、心理学的に人間が好感を持つ条件でもあるのです。

 a.優位性
 b.劣位性
 x.同質性
 y.異質性

 aとb、xとyは対であり、同時には起こらないものと仮定します。
 逆に言えば、aとx、bとx、のように、abいずれかとxyいずれかは、同時に満たされるケースも多々あります。それぞれについて説明します。

 a.優位性
 説明対象の、一般的に見て『好ましい』性質。
 これが全くない人を好きにはなれませんよね?
『優位性』という名称は、bの『劣位性』との対称関係を明確にするために用いたものです。誰かに対して相対的に優れているという性質は、あまり考えていません。

例)・真面目 ・明るい ・スポーツが得意 ・頭脳明晰 ・優しい ・謙虚


 でも、aだけだと魅力的なキャラ描写はできないのが難しいところです。

 b.劣位性
 説明対象の、一般的に見て『好ましくない』部分。
 もちろん、こればかりではいけません。いいところが全く無い人は、好きになれません。例えば人の話を聞かない上に話がつまらなくて、演技が下手でしかし傲慢で、ヒマがあれば人の悪口を言っているような人間がいたら、好きにはなれませんよね?
 しかし、『好ましくない』ところが全くないのもいけません。
 なぜでしょうか。
 それが『劣位性』という、性質の名称とも関係があります。

 人間の劣った部分というのは、相手に対して優越感を与えます。
 そして優越感というのは、非常に重要な快感の一種でもあるわけです。あまり爽やかな話ではありませんが、事実ですよね? そう、「劣っていること」それ自体よりも、それによって「相手に優越感を与えること」が大事なわけです。
 よく言うじゃないですか。『手のかかる子ほど可愛い』って。(同じ理屈なのか、ちょっと自信はありませんが。)

例)・怒りっぽい ・怠けもの ・がめつい ・おごりっぽい ・嫉妬深い ・食いしん坊 ・助平

 長くなってきましたので、つづく。
 次回はx.同質性とy.異質性、そしてa~yの、物語上での扱われ方についてです。
(ギンペイ)

↓リンク貼るの、しばらくさぼってました。折角なのでクリック下さい。

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全文掲載してみるつもりであっさり挫折。
 ひな人形に肉を~♪

 やあこんにちは。ギンペイです。
 前回紹介したよいとこ村公式サイトには、私へのインタビューがあります。
 強風の影響で全然聞き取れなかったりするので、内容をスクリプトに起こしてみようかと思ったんですが……

 無理。

 ちょっと時間を空けすぎました。音が消えている部分、自分でも何を言ったか覚えてませんでした。すいません。

 3月3日の内に更新したいので、簡単な近況報告にとどめます。

 3月21日からの「よいとこ」に向けて、準備は確実に進行中です。キャスト陣の練習を初め、タタキ(大道具製作)の開始、小道具・衣装の収集等、いい感じに進歩が見られます。

 製作快調!!
(ギンペイ)
『よいとこ』サイト動いてます
 3月になりました。
 私、大沢ギンペイの執筆するこのブログ『舞台裏のダイコンたち』が、Radishオフィシャルのブログであるのも、あと一ヶ月を切りました。
 4月以降になったらどうなるのか分かりませんが、引き継いで更新してくれる後輩はいないようです。その後の対応は大きく分けて2種類。細かく分けて3種類。

①やめる
 潔くブログ取りつぶし。ないしは更新停止。

②続ける
 a.オフィシャルから外れつつ、なんだかRadishの関係者として更新続行。
 b.Radishとは無関係な、趣味のブログとして存続。

 まあ、そのうちに決めます。

 さて、そんなことより、『第38回よいとこ村フェスティバル』本番まで、20日を切りました。
 そういうことで、Radishホームページ内、よいとこ特設サイトの紹介です。

 http://ameblo.jp/yoitoko/

 ブログ形式のHPです。記事掲載の順番は、「最新の記事」→「公演案内(チラシに書かれるような内容。複数記事に渡る。)」→「過去の記事(『最新の記事』であった記事)」です。多少分かりにくいですが、根気をもって読めば大丈夫。

 私の回答したインタビュー動画もあります。
 春一番を律儀に拾ったマイクのお陰で、ぜんぜん声が聞こえないシーンもありますが。

 セールストーク無しで寝ます。眠いです。
 おやすみなさい。
(ギンペイ)

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